退去予定のお部屋を検討する!?注意点を徹底解説!

「今は良い物件無いから、もう少し待ったほうが良い物件が出るんじゃないか?」って思っていませんか?

退去前の物件は入居可能になるまでの期間が意外と長く掛かりますので早めの決断が鍵になります!
お引越しの希望時期が2ヶ月後、3ヶ月後だから余裕があると、のんびりしていると、残り物の物件から選ばなければいけないケースも。
契約したい物件が修繕箇所の検討やクリーニング等で、実際に居住できるタイミングが後ろにずれ込むことがよくあるため、計画的にお引越しを進めていきましょう!

賃貸物件は「退去予定」の状態から「入居者募集」がはじまる!

賃貸物件は入居者が退去予告を管理会社へ提出した時点から募集がはじまります。
募集しているサイトなどで「入居」の欄に「相談」や「現況」の欄に「居住中」などの表記がされている物件が、それにあたります。
この様なお部屋は内覧できないのになんで「募集するの?」とお考えの方もいるかも知れませんが、人気のエリアでは競争が激しいので「退去予定」の状況でもどんどん「お申込」が入ってしまいます!

退去予定のお部屋に「申込」ってどうゆうこと!?と思いますよね。私自身もそう思っていましたが「先行申込」や「先行契約」という形態で申込を受付しているのです!

  • 「先行申込」とは、内覧するまで「契約」は行わないが物件を確保しつつ前向きに検討する方法
  • 「先行契約」とは、この物件は誰にも取られたくないので「内覧前」契約を行い物件確保する方法

迷える子羊
逆に、先行申込や先行契約をしないと、先にとられてしまう可能性が高いってこと!?

全部が全部ではありませんが、優良物件であれば、あるほど取られてしまう可能性は高いです。
頼れる営業マン

先行申込をする際の注意点!

先行申込とは前述でも記載している通り、契約は行わないが前向きに検討・申込をいれた順番にはなってしまいますが、内見を優先的にすることができるといったものです。
お部屋探しをする際は、こちらの先行申込を利用する方が多いかと思いますが、注意点があります。

  1. 退去後でないと内見することができない!
  2. 複数物件に先行申込をすることはできない!
  3. 先行契約が優先されてしまうため物件を取られてしまう可能性がある!

退去予定のお部屋の情報は不動産会社によっては紹介してくれない!

迷える子羊
退去予定のお部屋情報を教えてくれない不動産会社さんなんてあるの?

本当です...!パソコンの画面を見せてくれない不動産屋さんは要注意かもしれません!
頼れる営業マン

退去予定のお部屋の情報は不動産会社によって、紹介してくれないパターンも存在するため、注意が必要です。

不動産屋で物件の紹介を受ける際に、情報収集をしているパソコンの画面を見せてくれている不動産屋は業者間情報を見せてくれているので比較的安心な可能性が高いです。
プリントアウトした紙のみ募集図面を紹介してくる不動産屋は、自分の都合で紹介したい物件のみ紹介をしているかも知れませんので、パソコンの画面を見せてくれるかくれないかが一つのパロメーターになります。

物件を選ぶときに「内覧できる物件の方が安心だから」とお考えかも知れませんが、残り物を紹介されている可能性もあるかもしれません。
需要の高いエリアでは人気物件は「退去予定」の状態でどんどん「申込」が入ってしまうため、内覧出来る物件=退去予定で「誰も選ばなかった物件」の可能性もあります。

退去後~入居できるまでの期間が意外と長い!?

迷える子羊
退去したら、すぐに住める訳じゃないの?

すぐには住めません!修繕やクリーニング、貸主の承諾等の様々な工程の末に入居が許されます!
頼れる営業マン

退去予告期間は物件により、異なりますが大凡1ヶ月~2ヶ月が多く、近年は築年数の浅い物件は広めの物件は退去予告期間が2ヶ月の物件が増加傾向にあります。
※ 退去までの期間が長い物件は「募集開始から入居可能」になるまでの期間が長くなっています!

退去予告期間の話は前述の通りですが退去してもすぐに入居出来るわけではないのです。
退去から入居までには、「修繕箇所」の検討や「修繕、クリーニングの見積もり」「貸主からの承諾」や「クリーニング工事の実施」などさまざま工程を経て「入居可能」な状態になります。
特に1月~4月頃の引っ越しのシーズンピークでは、クリーニング業者さんのスケジュールも詰まっているのが実態です。
退去から入居までの期間も短くても2週間、長いものでは1ヶ月以上掛かるケースも多いため、余裕をもったお引越しを心がけましょう。

自分の引っ越しは「2~3ヶ月も先だからまだ余裕がある」とのんびり考えていると「残り物」から選ばなければならなくなるケースもございます。

1月~4月頃は募集する賃料もどんどん上がってしまう時期です。
「退去する人も多いからこれから募集の出る物件で選ぼう」と考えてしまうと、今後募集開始される物件は更に賃料が高くなってしまったり、「検討していたマンションの別部屋」の募集が出たけど予算オーバーになってしまう可能性もあります。
また、入居時期が想定よりも先の時期になってしまい、就学や就業に間に合わないとういうことも!1ヶ月間ホテル暮らしや、その間の荷物の預け先など予想外の出費が発生してしまうケースもありますので注意が必要です。

まとめ

1~3月は、退去予定のお部屋を検討される方が多いと思います。
退去予告通知(お部屋の募集)が出てから、実際に入居できるまで、長い期間がかかりますし、最近では退去予告通知が2ヶ月前の物件もあったりするため、居住するのに2ヶ月以上かかる物件も増えてきております。

4月から住めれば良いからと、お部屋探しを後回しにしておくと、残り物の物件だったり、引っ越し自体が間に合わなくなってしまったり、する可能性があるため、余裕を持って、早め早めにお部屋探しを開始するのがおすすめです!

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